「来月の海外旅行・留学・出張までに、なんとかして英語を話せるようになりたい……」
そんな切羽詰まった状況にいるあなたへ。
正直にお伝えします。英語をゼロから1ヶ月で完璧にマスターするのは不可能です。
しかし、「特定の場面で、意思を伝えられるレベル(ペラペラ風)」に持っていくことなら、十分に可能です。
ただし、そのためには気合も必要です。
この1ヶ月間だけは、スマホゲームや動画サイトを見る時間をすべて捨てて、英語に没頭してください。
「楽して」とは言いません。かなり詰め込みます。でも、やりきれば必ず景色は変わります。
この記事でわかること:
- 戦略: 3冊の本で「基礎」を作り、AIで「練習」し、最後はオンライン英会話で「度胸」をつける。
- 道具: 『英語耳』『Mr. Evine』『瞬間英作文』に加え、『スタディサプリ』と『生成AI英会話』、仕上げの『レアジョブ英会話』活用法を解説。
- 計画: 忙しい平日でも実践できる、週別の具体的なタイムスケジュールを公開。

内向的で独学派の私が、1ヶ月後にどうしても英語が必要になった方に教えている「裏メニュー」のような集中プランを公開します。
1ヶ月で話せるようになるための「3ステップ戦略」
時間は有限です。あれもこれも手を出す暇はありません。やるべきことは以下の3つだけです。
- インプット(第1週): 「中学文法」と「正しい発音」を最速で思叩き込む。
- 回路構築(第2〜3週): 日本語→英語へ変換する「反射神経」を叩き込む。
- 実戦リハーサル(第4週): AIと人間(レアジョブ)を相手に「場慣れ」する。
この順番を守ることが重要です。
基礎(文法・発音)がない状態でいきなりオンライン英会話をやっても、単語が出てこず沈黙が続いて挫折するだけだからです。
それでは、週ごとの具体的な戦い方を見ていきましょう。
【第1週】基礎の詰め込み「Mr. Evine」&「英語耳」
最初の1週間が勝負です。ここで中学英語の全体像を掴み直します。
この週のミッション
- 文法: 『Mr. Evine』を強引に終わらせる。
- 発音: 『英語耳』で「口の形」を覚える。
① 文法のおさらい『Mr. Evineの中学英文法を修了するドリル』
通常30日でやるこの本を、最初の7日間で終わらせてください。
「えっ、無理!」と思うかもしれませんが、完璧に覚える必要はありません。
「あー、完了形ってこういうやつだったな」「SVOってこう並べるんだったな」と、記憶のホコリを払うだけでOKです。
1日4レッスン進めれば終わります。
この1週間だけは、帰宅後の自由時間をすべてこれに費やしてください。
中学英文法の知識さえあれば、大抵の場面で臨機応変に対応できるようになります。
② 口の形を作る『英語耳』
並行して、発音練習も開始します。文法と同じくらい重要なのが「発音」です。
特に日本人が苦手な「RとL」「SとTH」の違いを、最初の1週間で体得します。
朝の歯磨きの時間や、お風呂の中など、スキマ時間はすべてブツブツと発音練習にあててください。
自分が発音できない音は聞き取れないため、発音を覚えないと英会話は一向に上達しません。
また発音が正しくないと、文法や単語が完璧でも相手に伝わりません。
【第1週】平日の学習スケジュール例
■テーマ:机に向かって「インプット」に集中する週
| 起床後 (20分) | 【自宅】英語耳 寝起きで固まった口を動かす。「S/TH」「R/L」の発音練習。 |
| 移動中 (40分) | 【隙間】英語耳 電車やバスの中では『英語耳』を聞きながら口パクで練習。 |
| 昼休み (20分) | 【隙間】Mr. Evine(読むだけ) 夜解く問題の解説ページを読んで予習しておく。 |
| 帰宅後 (90分) | 【自宅】Mr. Evine(演習) スマホの電源を切り、集中して問題を解く。1日4レッスン消化。 |
| 就寝前 (10分) | 【自宅】英語耳 今日やった発音を復習して寝る。 |
【第2週】脳の回路をつなぐ「瞬間英作文」&「AI」
基礎が入ったら、次はそれを「使える」状態にします。
ここが一番キツイですが、一番伸びる時期です。
この週のミッション
- 回路構築: 『瞬間英作文』で反射神経を鍛える。
- 発音判定: 『スタサプ』でAIに通用するか試す。
③ 反射神経を鍛える『瞬間英作文トレーニング』
この週から、瞬間英作文を徹底的にやります。
簡単な日本語を見て、瞬時に英語にする。目標は「1ページ20秒」での高速回転です。
移動時間、トイレ、レジ待ちの行列……。
全ての隙間時間をこれに投資します。「この例文いつ使うの?」という疑問は封印し、とにかく簡単な英文を一瞬で作ることだけに集中してください。
④ 恥をかかない相手『スタディサプリ』
本での練習と並行して、声出しのアウトプットも行います。
ここで使うのが『スタディサプリENGLISH』の「なりきりスピーキング(発音判定機能)」です。
自分の英語がAIに通じるかテストします。もし「Bad」が出るようなら、『英語耳』に戻って口の形を修正します。
相手は機械なので、何度間違えても恥ずかしくありません。またディクテーションもリスニング向上に効果的なため、なりきりスピーキングと並行してすすめていきましょう。
【第2週】平日の学習スケジュール例
■テーマ:隙間時間で「瞬間英作文」を回しまくる週
| 起床後 (20分) | 【自宅】英語耳 文章を使ったシャドーイングに移行。リズムを整える。 |
| 移動中 (40分) | 【隙間】瞬間英作文 アプリ版などを使い、頭の中で高速変換。100本ノック。 |
| 昼休み (20分) | 【隙間】瞬間英作文 午前中の復習。つっかえた文だけやり直す。 |
| 帰宅後 (60分) | 【自宅】スタサプ 家では声が出せるので、アプリの発音判定で「優」が出るまでやる。 |
| 就寝前 (10分) | 【自宅】瞬間英作文 今日覚えられなかった文をチェックしてから寝る。 |
【第3週】AI会話「ChatGPT」の投入
回路ができてきたら、少し実践的な練習に入ります。
しかしまだ人間とは話しません。最強の壁打ち相手、AIを使います。
この週のミッション
- 実戦練習: ChatGPTと英語で会話する。
- 負荷増大: 瞬間英作文のスピードを極限まで上げる。
⑤ 無限の会話相手『ChatGPT』
スマホのChatGPTアプリにある「音声会話機能」を使います。
「Let’s talk in English.」と話しかけ、スタディサプリや瞬間英作文で覚えた構文を無理やり使って話してみてください。
もし言葉に詰まったら、日本語で「〇〇って英語でなんて言うの?」と聞いてOKです。
即座に教えてくれるので、それを真似して言い直す。この「カンニングあり」の会話練習が、劇的に効きます。現代の技術を最大限に使いこみましょう。
【第3週】平日の学習スケジュール例
■テーマ:AI相手に「壁打ち」をして度胸をつける週
| 移動中 (計80分) | 【隙間】瞬間英作文(高速) 中3レベルまで範囲を広げ、瞬発力を極限まで高める。 |
| 帰宅後 (45分) | 【自宅】ChatGPT会話 「私は旅行客、あなたは入国審査官」など設定を決めてロールプレイ。 |
| 自由時間 (30分) | 【自宅】復習(Evine) 会話でうまく使えなかった文法(完了形など)を復習する。 |
【第4週・仕上げ】対人実戦「レアジョブ英会話」で度胸試し
最後の仕上げです。ここまで誰とも話さずに鍛えてきましたが、本番(海外旅行やビジネス)の相手は「生身の人間」です。
AI相手には緊張しなくなっても、人間相手だと緊張して頭が真っ白になる……というのはよくある話。
そこで、最後の1週間だけはオンライン英会話を投入します。
この週のミッション
- 対人実戦: 毎日レッスンを受け、人間特有の「間」に慣れる。
- 総復習: 言えなかったフレーズをノートにまとめる。
なぜ『レアジョブ英会話』なのか?
数あるオンライン英会話の中で、初心者の総仕上げに私がおすすめするのは『レアジョブ英会話』です。
- 老舗の安心感: 講師の質が安定しており、初心者慣れしている先生が多い。
- 日本人講師も選べる: どうしても不安な時は、日本語が通じる安心感がある。
効果的な使い方:シチュエーション別「フリーディスカッション」
ただ漫然とレッスンを受けるのではなく、「本番の予行演習」として使い倒しましょう。
講師にこうリクエストしてください。
「来週、海外旅行に行きます。空港の入国審査官(またはホテルのフロント)の役をやってくれませんか?」
これが最強の「場慣れ」になります。
AIとは違う、人間特有の「間」や「相槌」、そして「聞き返されるプレッシャー」。
これらを安全な自宅で事前に経験しておくことで、本番での緊張が劇的に減ります。
【第4週】平日の学習スケジュール例
■テーマ:人間相手に「試合」をして仕上げる週
| 移動中 (計80分) | 【隙間】瞬間英作文(総仕上げ) 苦手なフレーズだけをピックアップして潰す。 |
| 帰宅後 (25分) | 【自宅】レアジョブ(予習) 今日のレッスンで使いたいフレーズをメモに書き出す。 |
| 20:30 (25分) | 【自宅】レアジョブ(本番) 25分間のレッスン。冷や汗をかきながら必死に話す。 |
| 21:00 (20分) | 【自宅】レアジョブ(復習) 言えなかった表現をChatGPTに聞いて、正しい言い方をメモする。 |
まとめ:30日間の「詰め込み」が、一生の自信になる
記事のポイントをまとめます。
- 第1週: 『Mr. Evine』と『英語耳』で、中学英語の記憶を強引に呼び覚ます。
- 第2〜3週: 『瞬間英作文』を隙間時間で高速回転させ、AI相手に壁打ちをする。
- 第4週: 『レアジョブ』で人間相手にリハーサルを行い、度胸をつける。
正直、このスケジュールは楽ではありません。
飲み会も動画視聴も我慢して、かなり詰め込みます。
でも、この30日間を本気で走り抜ければ、あなたの英語力は見違えるほど変わります。「英語が話せた!」という成功体験は、今回のイベントだけでなく、これからの人生の大きな自信になるはずです。
さあ、覚悟を決めて。今日から30日間の「自宅留学」、始めてみませんか?
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 「英会話を独学したいけれど、本屋に行っても参考書が多すぎて選べない……」と、棚の前で途方に暮[…]