「明日からの旅行、スーツケースがない!」
「ドンキに売ってる数千円のやつで安く済ませたいけど、すぐ壊れないかな…」
旅行や出張の前、少しでも出費を抑えたくてドン・キホーテの「情熱価格」や激安スーツケースを検討しているあなた。
ちょっと待ってください。その決断、過去の私のように「大後悔」することになるかもしれません。
こんな悩みや考えを持っていませんか?
- とにかく安く済ませたいから、ドンキの5,000円〜1万円くらいのやつでいい
- 年に数回しか使わないし、耐久性なんてどれも同じでしょ?
- 有名ブランド品は高すぎて手が出ない
かつて私も同じことを考え、ドンキで一番安いスーツケースを買って海外へ飛びました。
その結果、現地に着いた瞬間にキャスターが壊れ、地獄を見ました。
この記事では、私の失敗談と、そこから学んだ「絶対に失敗しないスーツケースの選び方」を紹介します。
この記事の結論
- ドンキの激安スーツケースは「時限爆弾」。海外旅行には絶対におすすめしない
- 壊れると「移動のストレス」+「修理代(約5,000円)」で、結局高くつく
- 初期投資で2万円出して「HINOMOTO製キャスター」などのブランド品を買うのが正解

【実話】なぜ「ドンキの激安機」を絶対におすすめしないのか?【海外の空港で地獄を見た話】
あれは1年前、久しぶりの海外旅行へ出かけた時のことです。
「スーツケースなんて、荷物が入って運べれば何でもいいでしょ」
そう高を括っていた私は、出発前日にドン・キホーテへ駆け込み、山積みされていた一番安い「情熱価格」系のノーブランドスーツケース(Lサイズ)を購入しました。
「これで浮いたお金で、現地で美味しいものでも食べよう」
そんな甘い考えが、後に旅行そのものを台無しにするとは夢にも思わず……。
現地に着いた瞬間「バキッ」。キャスターの軸がズレて走行不能に
フライトを終え、現地の空港に到着。ターンテーブルから流れてきた自分の荷物をピックアップした時でした。
「よし、ホテルに向かおう」
そう意気込んで、カートから地面にスーツケースを下ろし、ハンドルを引いた瞬間です。
「ガガッ……ズザザザザッ!!!」
スムーズに転がるはずのキャスターから、鈍い音と、アスファルトを削るような嫌な感触が手に伝わってきました。
「え?」と思い足元を見ると、4つあるキャスターのうち1つの向きが明らかにおかしいのです。
タイヤが割れたわけではありませんでした。
空輸の際に何か衝撃が加わったのでしょう。車輪の「軸」そのものがグニャリと曲がり、タイヤがガッツリ食い込んでロックされていたのです。
まだ空港の出口です。旅は始まったばかり。
焦りながらながら何度も手で直そうと試みましたが、一度ひん曲がった金属の軸は、素手で戻せるような代物ではありませんでした。
持ち手側のタイヤがロック。20kgの鉄塊を引きずり回す「筋トレ合宿」
不幸中の幸い……ではありませんでした。最悪なことに、壊れたのは「持ち手側(ハンドル側)」のキャスターだったのです。
通常、4輪スーツケースを引くときは、体の横で並走させるか、斜めに倒して2輪で引きますよね?
斜めに倒した時、地面に接地して全荷重を支えるのが、まさにその「壊れたキャスター」でした。
つまり、「転がす」という選択肢が消滅しました。
中身パンパンで20kg近くある巨大なスーツケース。
キャスターが死んでいるため、それはもはや「取っ手のついたただの重い箱」です。
空港から鉄道への移動、そしてホテルまでの道のり。これが本当に地獄でした。
海外特有の石畳や、整備されていないボコボコのアスファルト。
タイヤが回らないので、常に腕の力だけで無理やり引きずるしかありません。
「ズズズ……ガリガリガリ!」
凄まじい騒音が鳴り響き、周囲の観光客や地元の人々が「何だこいつ?」という目で見てきます。
恥ずかしさと、めちゃくちゃ疲れる腕。
美しい街並みを楽しむ余裕など1ミリもなく、私の頭の中は「早くこの鉄塊を捨てたい」「なぜケチってあんな安物を買ったんだ」という後悔と呪詛で埋め尽くされていました。
帰国後、家まで帰れず空港で修理。5,000円払って「安物買い」を後悔
地獄のような滞在を終え(移動のたびに腕が死にました)、なんとか日本の空港へ帰国。
しかし、ここで最後の試練が待っていました。
「この壊れたキャリーを引きずって、日本の満員電車に乗って家まで帰る……? 無理だ」
すでに私の体力と精神力は限界を迎えていました。
日本の滑らかな床でさえまともに動かないこの粗大ゴミを家に持ち帰る気力は残っておらず、私は到着ロビーにある「スーツケース修理カウンター」へ駆け込みました。
「お客様、これ軸がいっちゃってますね。交換が必要です」
提示された修理代は、1箇所で約5,000円。
ドンキで買った時の値段とそう変わりません。
しかし、直さないと家にも帰れない。私は泣く泣く5,000円を支払いました。
これらを合計すれば、最初から1〜2万円出して、有名メーカーのまともなスーツケースを買うことがどれだけ「安い」買い物だったか。
身をもって痛感した、高い高い授業料でした。
失敗してわかった「一泊〜海外旅行」スーツケースを選ぶ絶対条件3つ
この手痛い失敗から、私はスーツケース選びについて調べてみました。
「もう二度とあんな思いはしたくない」
その一心でたどり着いた、絶対に外せない条件がこの3つです。
1. 命は「キャスター(タイヤ)」。HINOMOTO製か静音モデル必須
スーツケースの命はタイヤです。ここが壊れたら終わりです。
安いモデルはキャスターの軸や土台がプラスチックだったり、強度が足りなかったりします。
選ぶべきは、「HINOMOTO(日乃本錠前)」製のキャスターを採用しているもの、あるいはメーカー独自開発の「静音・高耐久キャスター」を搭載しているものです。
ここにお金をかけるだけで、移動の快適さと寿命が劇的に変わります。
2. 機内持ち込みサイズこそ「軽さ」と「フロントオープン」
一泊〜二泊の短期旅行や出張なら、機動力重視で「機内持ち込みサイズ」を選びましょう。
特に以下の機能があると便利です。
- フロントオープン機能:立ったままパソコンやガイドブックを取り出せる(超重要!)
- 軽量性:LCCなどは重量制限が厳しいので、本体は軽ければ軽いほど良い
3. 「ノーブランド」は避ける。保証があるメーカー品を
Amazonや楽天には謎の激安ブランドが溢れていますが、何かあった時の「修理対応」や「パーツ供給」が期待できません。
万が一壊れても、パーツを取り寄せて直せる日本のメーカーや、世界的な有名ブランドを選ぶのが、結果的に長く使うコツです。
【1泊〜2泊】もう失敗したくない人へ。耐久性とコスパで選ぶスーツケースおすすめランキングTOP5
私がドンキでの失敗を踏まえて厳選した、「35L前後(機内持ち込みサイズ)」の最強スーツケースを紹介します。
どれも「キャスターの質」に定評があり、長く使える名品ばかりです。
第1位:【イノベーター (Innovator)】INV50 (38L)
迷ったらコレ!デザインと機能のバランスが完璧な「現代のスタンダード」
今、最も売れていると言っても過言ではないモデルです。おしゃれな北欧デザインに加え、HINOMOTO製の静音キャスター「Lisof」を搭載しており、スルスル動きます。
立ったまま荷物が出せる「フロントオープン」と、電車で勝手に転がらない「キャスターストッパー」も完備。欠点が見当たりません。
第2位:【ACE (エース)】Palisades3-Z (37L)
日本の老舗「エース」が本気で作った、壊れにくい実力派
「絶対に失敗したくない」なら日本ブランドのエースです。このパリセイド3-Zは、走行音が驚くほど静かで、ボディの剛性(硬さ)もしっかりしています。
ビジネスシーンでも浮かない高級感があり、修理サポートの手厚さも日本メーカーならではの安心感です。
第3位:【アメリカンツーリスター】FRONTEC (フロンテック) スピナー54 (38L)
世界No.1サムソナイトのDNAを受け継ぐ、拡張機能付きタフモデル
サムソナイトの兄弟ブランドらしく、非常に頑丈です。最大の特徴は、荷物が増えた時に容量を増やせる「エキスパンダブル機能」。
行きはコンパクトに、帰りはお土産を入れて広げる、といった使い方ができるので、荷物が増えがちな旅行に最適です。
第4位:【バーマス (BERMAS)】INTER CITY Plus No.60500 (34L)
ドイツ生まれの質実剛健。ビジネスマンに愛される機能美
「道具」としての使いやすさを追求したモデルです。サスペンション付きキャスターで段差に強く、本体にUSBポートが付いているため待ち時間にスマホ充電が可能。
出張が多い営業職の方など、ハードに使う人には特におすすめです。
第5位:【レジェンドウォーカー】5205 Blue Whale (37L)
コスパ最強。1万円台前半で買える「クジラ」のような拡張モデル
安くても機能は妥協したくない人へ。ドンキの格安品より少し足すだけで、フロントオープンと拡張機能が付いたこのモデルが買えます。
キャスター等のパーツグレードは上位ブランドに譲りますが、この価格帯では圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。
まとめ:スーツケースは「投資」。旅先での「安心」をお金で買おう
たかがスーツケース、されどスーツケース。
数千円をケチった結果、私は「5,000円の修理代」と「地獄の移動体験」を払うことになりました。
旅先での時間はプライスレスです。
キャスターの不調にイライラしたり、重い荷物を引きずって体力を消耗したりするのは本当にもったいないです。
ぜひ、しっかりとした相棒(スーツケース)を選んで、快適で楽しい旅行にしてください。
今回紹介した第1位のイノベーターなら、まず失敗することはありません。