黒染めスプレーを使ったあと、髪に黒がうっすら残った気がする… そんな経験、ありませんか?
面接や冠婚葬祭のときだけ一時的に黒くしたいのに、 「落ちない」「残る」といった口コミを見ると不安になりますよね。
例えば、
- シャンプーしても黒い泡が出て、色が落ちていない気がする
- 翌日も髪がうっすら黒っぽく見える
- ブリーチ毛だから余計に色が残りそうで怖い
そんな疑問を解消するために、筆者が実際にブリーチ毛に黒染めスプレーを10回以上使用して検証しました。
結論から言うと、正しく使えば残留は起きません。
この記事では、下記のことがわかります。
- 黒染めスプレーの色が残る原因は「表面付着」であり、染まり込みではない
- 正しい使い方をすれば、ブリーチ毛でも残留せず翌日には元通りになる
- 乾いた髪・薄づけ・当日シャンプー2回で、色残りは完全に防げる
黒染めスプレーの色が残るのはなぜ?
黒染めスプレーの色が残ってしまう主な理由は、“髪の表面に付着した色素が完全に洗い流せていない”だけです。
つまり、髪の内部まで染まっているわけではありません。
黒染めスプレーは「一時染毛料」に分類され、髪の表面に黒い微粒子をコーティングして黒く見せています。
ヘアカラーや白髪染めのように内部を染めるタイプではなく、あくまで“外側だけの着色”です。
それでも「色が残った」と感じるケースには、次のような原因があります。
- 髪が濡れた状態でスプレーを使用した
- 厚く塗布した
- ドライヤーで乾かさずに放置した
- 1日以上シャンプーをせずに過ごした
濡れ髪やダメージ毛はキューティクルが開いており、 黒い粒子が入り込みやすくなります。
その状態で時間が経つと、 表面に黒色が残って見えることがあるんです。
ただし、これは「染まった」わけではなく、単なる色素の付着。
正しい使い方をすれば、シャンプー1〜2回で完全に落とすことができます。
筆者が実際に使って検証|ブリーチ毛でも残留ゼロ
筆者は休職をきっかけにブリーチを2回して金髪にしていました。
その状態で面談や冠婚葬祭など、黒髪が必要な場面があったため、黒染めスプレーを実際に使用しました。
使用した黒染めスプレー
使ったのは次の2種類です。
① GATSBY(ギャツビー)ターンカラースプレー ナチュラルブラック
② Palty(パルティ)カラーリングスプレー ナチュラルブラック
ギャツビーは黒の発色が強く、しっかり黒く仕上がりますが、やや「スプレー感」が出やすい印象でした。
一方で、パルティは自然な黒で、地毛に近い落ち着いた仕上がり。 面接などフォーマルなシーンでも違和感がありません。
洗った翌日の髪の状態
丸一日スプレーをつけたまま過ごしたあと、夜にシャンプーを2回。
泡立ちも黒くならず、すすぎ後には黒い水もほとんど出ませんでした。
乾かすと元の金髪にしっかり戻り、色素の残留はゼロ。
10回以上繰り返し使用しましたが、 髪や地肌に黒色が残ることは一度もありませんでした。
ブリーチ毛でも問題なく使えることを確認しています。
黒染めスプレーは“正しく使えば”残留の心配なし。
色が残るのは、使い方や放置時間に原因があるケースがほとんどです。
黒染めスプレーの残留を防ぐ3つのコツ
黒染めスプレーの色が残るのは、ほとんどが使い方のミスによるものです。
逆に言えば、次の3つを守れば残留の心配はありません。
① 乾いた髪に使う
髪が濡れていると、キューティクルが開いた状態になり、黒い粒子が内部に入り込みやすくなります。
スプレーは必ず完全に乾いた髪に使いましょう。
② 厚く吹きかけない
色を濃くしたいからといって何度も重ね塗りすると、粒子がムラになりやすく、落としにくくなります。
薄く重ねるイメージで少しずつ吹きかけるのがポイントです。
③ 当日中にシャンプーを2回する
黒染めスプレーは「1日だけ黒くする」ためのアイテムです。
つけたまま寝たり、数日放置すると残留の原因になります。
使った日は必ずその日のうちにシャンプーを2回。
1回目で汚れを浮かせ、2回目で黒い粒子を完全に落としましょう。
この3つを守るだけで、ブリーチ毛でも翌日にはしっかり元の髪色に戻ります。
黒染めスプレーの残留は「正しい使い方」で完全に防げます。
自然に仕上がって落ちやすいおすすめスプレー
黒染めスプレーは種類によって「仕上がりの自然さ」や「落ちやすさ」が大きく変わります。
筆者が実際に使って比較した結果、パルティとギャツビーの2商品が特にバランスが良いと感じました。
① Palty(パルティ)カラーリングスプレー ナチュラルブラック
自然な黒髪に仕上がりたいならパルティ一択。 発色が柔らかく、地毛に近いナチュラルな黒色になります。
乾きも早くベタつきにくいため、手ぐしを通しても違和感がありません。
さらに、シャンプー2回で完全に落とせるので、ブリーチ毛でも安心です。
② GATSBY(ギャツビー)ターンカラースプレー ナチュラルブラック
広範囲をしっかり黒くしたい人におすすめ。
スプレーの勢いが強く、発色も濃いめなので、金髪を一瞬で黒くカバーできます。
ただし、近距離で吹きかけるとムラが出やすいので、適度に離して使うのがポイントです。
どちらのスプレーも1日限りの使用なら残留の心配はなく、 洗えば元の髪色にしっかり戻ります。
面接・学校行事・フォーマルな場面など、「その日だけ黒くしたい」ときにぴったりです。
スプレーの使い方がわかる参考動画
スプレーの距離感や吹きかけ方をイメージしたい方はこちら👇
動画では、適度に離して薄く重ねるコツや、ムラにならない吹き方が実演されています。 初めて使う方は、この動画の手順を参考にすれば失敗しません。
まとめ|黒染めスプレーは正しく使えば残留しない
- 黒染めスプレーは髪の表面をコーティングするだけで、内部までは染まらない
- 乾いた髪・薄めのスプレー・当日シャンプー2回で残留は防げる
- ブリーチ毛でも正しく使えば翌日には完全に元の髪色に戻る
黒染めスプレーの「色が残る」「落ちない」という悩みは、ほとんどが使い方の問題です。
コツさえつかめば、誰でも安全に使えて翌日にはスッキリ落とせます。
一時的に黒髪にしたいなら、自然な発色で落としやすいパルティのスプレーがおすすめ。
面接や学校行事、フォーマルな場面でも違和感のない仕上がりになります。
正しい使い方を守って、「その日だけ黒髪」をストレスなく楽しみましょう。