黒染めスプレーで色素沈着は起きる?10回以上使って検証した結果

黒染めスプレーを使ったあと、色が残るんじゃないか… そんな不安を感じたことはありませんか?
面接や行事など“一時的に黒髪にしたい”場面は多いですが、 色素沈着して元に戻らなくなったらと思うと少し怖いですよね。

例えば、

  • 黒染めスプレーを使ったあと、髪がうっすら黒く残った
  • ブリーチ毛に使ったら落ちにくかった
  • シャンプーしても黒い泡が出続けて不安になった

そんな経験がある方のために、この記事では筆者自身が実際に10回以上黒染めスプレーを使って検証。
ブリーチ毛でも色素沈着は起きなかった理由を、事実ベースで紹介します。

この記事では、下記のことが分かります。

  • 黒染めスプレーは髪の表面をコーティングするだけで、内部まで染まらない
  • 正しい使い方をすれば、ブリーチ毛でも色素沈着は起きない
  • 乾いた髪・当日シャンプーを守れば、色残りは完全に防げる

黒染めスプレーで色素沈着は起きる?

結論から言うと、黒染めスプレーで色素沈着が起きることはほとんどありません。
ただし、使い方を誤ると一時的に黒い色素が髪や地肌に残ることがあります。

黒染めスプレーは「一時染毛料」と呼ばれるタイプで、髪の表面に黒い粒子をコーティングする仕組みです。
いわゆる“髪の内部を染める”わけではなく、表面を覆うだけの着色なので、基本的にはシャンプー1回で落とせます。

ではなぜ「色素沈着した」と感じる人がいるのか。 それは、以下のような使い方をしているケースが多いからです。

  • 髪が濡れている状態でスプレーを使った
  • 乾かさずに寝てしまった・帽子を被った
  • 1日以上放置して洗わなかった

濡れ髪に使用したりや放置してしまうと、黒い粒子が髪のキューティクルの隙間に入り込み、 「洗っても少し黒が残る」ように見えることがあります。
しかしこれは一時的な付着であり、色素沈着(染まり込み)ではありません。

正しく使えば、髪の内部にまで色が浸透することはなく、 当日中のシャンプーで完全に落とすことができます。

筆者が実際に検証|10回以上使っても色素沈着なし

筆者は休職中にブリーチを2回して、ほぼ白金に近い金髪にしていました。
その状態で、面談や外出時に「黒髪に戻す必要」があり、黒染めスプレーを使用しました。

使用した黒染めスプレー

実際に使ったのは次の2つです。

① GATSBY(ギャツビー)ターンカラースプレー ナチュラルブラック

② Palty(パルティ)カラーリングスプレー ナチュラルブラック

ギャツビーは黒の発色が強くて「スプレーしてる感」が出やすいタイプ。
強力に黒くしたい人には向いていますが、自然さを重視する場合はやや不向きでした。

一方でパルティは本当に自然な黒で、地毛に近い色味
スプレー後にブラッシングするとムラも目立たず、両親にさえ黒染めスプレーしていることに気づかれませんでした(笑)。

さらに、丸一日つけっぱなしで過ごしても、夜にシャンプーをすれば 色素は完全に落ち、
髪に黒色は一切残りません。 10回以上繰り返して使いましたが、ブリーチ毛でも色素沈着はゼロ
でした。

色素沈着を防ぐ正しい使い方と洗い方

黒染めスプレーは便利な反面、使い方を間違えると一時的に色が残ることもあります。
でも、ちょっとしたコツを意識すれば色素沈着を完全に防ぐことができます。

① 使用前のポイント

  • 必ず乾いた髪に使う:濡れ髪にスプレーすると、黒い粒子が髪のキューティクルに入り込みやすくなります。
  • 衣類・壁はガードする:スプレーが飛びやすいので、古タオルや新聞紙を使って保護を。
  • スプレーは適度に離して噴射:至近距離で吹きかけるとムラの原因になります。

② 使用中・使用後の注意点

  • 重ねすぎない:一度に厚く吹きかけると乾きにくく、表面がベタつきやすくなります。
  • ドライヤーで軽く乾かす:風を当てて定着を安定させると、色落ちしにくくなります。
  • 寝る前に必ず洗う:長時間放置すると色が酸化して、黒が残りやすくなります。

③ 洗い方のコツ

  • シャンプーは2回洗い:1回目で汚れを浮かせ、2回目で黒色の粒子を完全に落とします。
  • 泡立てながらマッサージ:摩擦でキューティクルを傷めずに、色素を優しく除去できます。
  • タオルは黒系を使用:初回はわずかに色がつくことがあるため、黒や濃色のタオルがおすすめです。

④ スプレーの使い方がわかる参考動画

黒染めスプレーの吹きかけ方や、ムラにならないコツを知りたい方はこちらの動画が参考になります👇

乾いた髪・当日シャンプー。 この2つを守れば、黒染めスプレーで色素沈着する心配はまずありません。

まとめ|黒染めスプレーは正しく使えば色素沈着しない

  • 黒染めスプレーは髪の表面をコーティングするだけで、内部までは染まらない
  • 乾いた髪に使い、当日中に洗えば沈着は防げる
  • 筆者も10回以上使用したが、ブリーチ毛でも色素沈着は一度もなし!

黒染めスプレーはあくまで“一時的に黒く見せるため”のアイテム。 使い方を守れば、ブリーチ毛でも安心して使えます。

面接・冠婚葬祭・急な来客など、どうしても黒髪に戻したい時は、 パルティの黒染めスプレーのような自然仕上がりタイプがおすすめです。

正しい使い方を押さえておけば、黒染めスプレーで髪が染まる・残るといった心配は不要です。